この前Galaxy Watch8 Classicを購入したばかりなのに、Google Pixel Watch 4という非常に興味深いスマートウォッチが発売されてしまいました。Google Pixel Watch 4は5万円から買える機能がもりもりでコンパクトなスマートウォッチです。「試してみるしかない!」ということで、今回は41mmのサイズを購入して実際に使用してみたレビューをしていきます。
23歳"おーくまん"です。ガジェットを中心に紹介しています。
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Google Pixel Watch 4のスペック

Google Pixel Watch 4のスペックは下記。Google Pixel Watch 3と比較してみます。
| Google Pixel Watch 4 | Google Pixel Watch 3 | |
| サイズ | 41mm / 45mm | 41mm / 45mm |
| ディスプレイ輝度 | 3000nits | 2000nits |
| バッテリー | 41mm:325mAh 45mm:455mAh | 41mm307mAh 45mm:420mAh |
| メモリ | 2GB | 2GB |
| ストレージ | 32GB | 32GB |
| 接続方式 | Bluetooth / Bluetooth + LTE | Bluetooth / Bluetooth + LTE |
| 支払い | 〇 | 〇 |
| クイックボタン | 〇 | 〇 |
| 重さ | 41mm:31g 45mm:36.7g | 41mm:31g 45mm:37g |
| Gemini | 〇 (手を上げて話すが可) | 〇 |
| 価格(税込み) | 52800円 | 35300円 |
Galaxy Watch8 Classicの時と同じで前世代からのハードウェア的な進化はほとんどありません。たぶん「外でも画面が見やすくなったかな?」程度の違いだと思います。あとは、Geminiを起動方法に“手を上げて話す”機能と心電図測定が追加されたくらいでしょうか。
カタログ値ではほとんど違いを見つけられませんが、価格は前世代から1万円以上上がっています。
Google Pixel Watch 4のデザイン
デザイン

本体右側にはボタンが2つあります。ダイヤルのボタンは押すとホーム画面に戻ります。また、ダイヤルを回すことで通知の一覧を表示するなどの画面のスクロールをすることができます。もう一つのボタンは、1回押すと最近使ったアプリが表示されます。長押しをするとGeminiが起動されます。左側の穴はマイクのようです。

本体左側にはボタンは何もありません。充電ポートとスピーカーがあります。
重さ

Google Pixel Watch 4の重さはバンド込みで55g。手に付けても重さをほとんど感じません。
Google Pixel Watch 4のバッテリー持ち

Google Pixel Watch 4はディスプレイを常に表示した状態で最大30時間使用可能らしいです。最近のハイエンドモデルのスマートウォッチは性能が良い分バッテリー持ちが短い傾向にありますが、このバッテリー持ちはいいのではないでしょうか。
実際のバッテリーの推移
| 時間 | イベント | バッテリー残量 |
| 0:00 | 就寝 | 100% |
| 7:30 | 起床 | 91% |
| 12:00 | 仕事開始 | 81% |
| 17:00 | 休憩 | 69% |
| 21:30 | 仕事終わり | 56% |
普段使いを想定して、仕事の日に丸1日装着してバッテリーを検証してみました。仕事中のちょっとした調べものや予定の追加は全てスマートウォッチのGeminiを使って行いました。丸1日使って56%の残量があるので、バッテリーがなくなる心配はなさそうです。
Google Pixel Watch 4は充電が爆速。だけど…

Google Pixel Watch 4は充電も強力で、あっという間に充電を完了することができます。充電する際もマグネットで吸い付くように取り付けることができるので、充電位置を調整するといった手間もありません。ただ、一つだけ気になることがありました。
驚異的な充電スピード

前述した通り、Google Pixel Watch 4は爆速で充電をしてくれます。バッテリー検証同日に充電スピードを検証したところ、約30分で56%から100%になりました。1日使って30分で充電が完了するので、お風呂に入ってたりご飯を食べたりする間にバッテリーが満タンになるイメージです。
専用のアダプターでないと充電できない

前述した通り爆速で充電してくれるのはありがたいのですが、Google Watch4はパッケージに同梱してあるアダプターでしか充電することができません。しかも過去のモデルと同じものということでもなく、まったく新しい充電器なので使いまわすこともできません。
通知が見やすい

僕にとって、一番「これがいい!」と思ったのが通知がとても見やすいことでした。ディスプレイサイズが41㎜でこんなに見やすいんだと思ったくらいです。スマートウォッチの通知は「どんな内容かな?」というのをパッと見られることが大事なので、一瞬で内容を確認できる大きさで表示してくれるのはとてもありがたいです。
通知はメールやLINE、Instagramなどさまざまなアプリのものを受け取れます!
「手を上げて話す」が便利

GoogleのAIといえばGeminiで、これまでもよくGalaxy Watch8 Classicでお世話になっていました。今までGeminiを起動する際は物理ボタンを長押しするか「OK,Google」と言わないといけませんでした。
しかし、Google Pixel Watch 4はこれらに加え「手を上げて話す」が追加されていて、これがとても便利なんです。ボタンを押したり「OK,Google」と言ったりする分の時間がこの機能で省略されます。
今のところ「手を上げて話す」はGoogle Pixel Watch 4にしかない機能です!
【まとめ】5万円でストレスのないスマートウォッチが手に入る

充電アダプターについては若干気になるところはありますが、基本充電器に挿しっぱなしなので日常でストレスになることはありません。それよりも5万円で「コンパクト」「通知が見やすい」「Geminiがすぐに使える」「充電が速い」といった機能が使えることを称賛するべきだと思います。今のところ日常使いでのストレスは本当にありません。スマートウォッチは一度買うと数年は使えるので、5万円と聞くと高いように思えますがコスパがよいのでおすすめです!