僕はこれまでにWH-100XM6やSOUNDPEATS Air5 Pro+といったヘッドホンやイヤホンを購入してきました。音楽がないとブログ執筆に集中できない僕にとって、これらのガジェットは存分に満足感のある音を届けてくれます。
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ただ、ある時音楽の世界に入り込みすぎて作業の手が止まっていることに気付きました。集中して作業するために音楽を聴いているのに、音楽に集中して作業の手が止まっているという本末転倒の事態。
そんな時にSonyから耳を完全にふさがずに音楽を視聴できる、ながら聴きに特化したイヤホン Sony LinkBuds Clip が発売されました。
周囲の音が多少聞こえれば、ブログ執筆に集中できるはず。
「ながら聴き用に3万円ってどうなの?」と思ったけど、それを確認するのが僕の仕事。実際に購入して使ってみたのでこの記事を見てほしいです。
24歳"おーくまん"です。ガジェットを中心に紹介しています。
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【結論】"ながら聴き"にはもってこい。だけど高い。

まずLinkBuds Clipを使っての結論はながら聴き用"の最高イヤホンです。音楽の世界に入り込みすぎない程度の音楽を僕に届けてくれました。だからといって音質もけっして悪くなくて、"ボイスブースト"モードを使えば音の世界に入り込むことができます。
そしてイヤーカフ型といえば音漏れが心配ですが、音漏れは気にしなくていいです。

あと装着感は良好で、走ってもイヤホンがずれることはありませんでした。また、耳はまったく痛くならなくて3時間着用も余裕です。音
こんな感じで、イヤホン自体には大きな不満はない非常に優秀なイヤーカフ型イヤホンでした。
3万円は高い
ただ優秀といっても弱点はあります。1つ目の弱点は金額で、ふつうに3万円は高いです。
"ながら聴き"は気軽にイヤホンに触れることが本質だと思うんだけど、外に持ち出すたびに「壊さないかな?」「失くさないかな?」とびくびくする始末です。
無線充電非対応は痛い
2つ目の弱点は無線充電非対応であることです。"イヤホンは無線充電がいい派"の僕にとって一番残念だったポイント。3万円もするなら無線充電には対応してほしかった。
LinkBuds Clipの外観・付属品
外観

まずはケース正面から。今回はラベンダー色を購入しました。やさしい色付けで、テーブルに置いたときにはインテリア感が出ます。
ケース上部と下部の境目は少し凹んでいる形状。LEDで現在のケースの状態を示してくれます。

ケース後面にはUSB Type-Cポートとペアリング用のボタンがあります。

ケースを開けるとこんな感じ。
イヤホンの両端の大きさが似ているからどの向きで直せばいいのか迷うときがあるけど、すぐに慣れました。

イヤホン本体はこんな感じ。2つのマイクと骨伝導センサーを内蔵していて、AIと合わせることで高い通話品質を実現しているらしいです。
付属品

付属品はイヤホン本体と、フィッティングクッション、サポート案内、取り扱い説明書です。

この付属しているフィッティングクッションは何も考えずにつけていいと思います。

イヤホンを装着した時のホールド感は元々いいから何も変わらないけど、イヤホンを持つときに役に立ちます。
付属品の場所が分かりにくすぎ
ケース本体は箱を開けるとすぐに分かる位置にあったけど、それ以外の付属品は位置が分かりにく過ぎ。記事で書くほどのことでもないけど、僕みたいに分からない人がぜったいにいるから書いておきます。

具体的にはこのイヤホンを固定していた箱。この箱の中に説明書やフィッティングクッションが入っていて、この向きから取り出すのかと思いきや、

まさかの正面から引き出しのような構造になっています。

そして説明書が入っている箱を見て「あれ、これで終わり?」と思っていると、まさかの箱の底面にフィッティングクッションが。
フィッティングクッションの在りかは購入して5日後に気付きました。
LinkBuds Clipのスペック

LinkBuds Clipのスペックは下記。
| LinkBuds Clip | |
| 再生時間 | 9時間 ケース込み:30時間 |
| 充電 | 10分充電で2時間 |
| 無線充電 | 非対応 |
| 重さ | 片側 6g |
| Blootooh | 5.3 |
| コーデック | SBC / AAC |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | 対応 |
| ノイズキャンセリング | なし |
| 外音取り込み | あり |
| 着脱検知機能 | なし |
| 価格 | 29,700円 |
コーデックはSBCとAACのみ
音質素人の僕にとってコーデックは割とどうでもいいけど、一応書いておくとコーデックはSBCとAACしか対応していません。
だからといって音に詳しくない人は気にする必要はなし。LDACに対応したイヤホンやヘッドホンで音楽を流しても「言われてみれば違うかも」くらいの感じにしかなりません。
重さは片側6g

イヤホンの重さは片側6g。重たそうだけど、体感では全然そんな感じはしません。

ケースを含めると54gと標準的な重さに。
【音質】基本やわらかい感じ。アプリで設定変更可能
音質は基本やわらかい感じだけど、だからといってぼやけている感じでもないです。「ながら聴き用」としては十分な音質があると思います。
物足りないときは "ボイスブースト"
ただ、音楽に没頭したいときはデフォルト設定だと少し物足りない感があるかも。
そんな時はSound Connectアプリで"ボイスブースト"に変更するのがおすすめ。ボーカルに一気に厚みが出て、音の広がりを感じられます。
"音漏れ低減"の音質は悪くはないけど良くもない
電車内など音漏れが気になる環境では"音漏れ低減"を使うと、音はほとんど漏れません。
だけど引き換えに音質の方は良くも悪くないという感じになります。"スタンダード"モードと比べると全体的に「なんか薄い」という印象になります。
イコライザーで音質を変えられる
Sound Connectアプリにはイコライザーがあって、ここで自分好みの音質を設定することができます。
音漏れは気にならない

イヤーカフ型イヤホンの一番心配なところは「音漏れ」だけど、全然心配しなくていいです。
Sound Conectアプリで"スタンダード"、"ボイスブースト"、"音漏れ低減"の3つの設定があるんだけど、とくに"音漏れ低減"のパワーはすごく実用性があります。音量20%と50%で、カフェ・満員電車を想定したテストの結果は下記。
想定環境
- カフェ…静かなカフェのテーブル席で隣の席との距離が50cmくらいの状態を想定
- 満員電車…列車内で混雑していて、隣の人との距離がゼロに近い状態を想定
音量20%は何も気にしなくていい
| 設定 | カフェ | 満員電車 |
| スタンダード | 何も聞こえない | 何も聞こえない |
| ボイスブースト | 何も聞こえない | なんか聞こえるかも? |
| 音漏れ低減 | 何も聞こえない | 何も聞こえない |
音量20%はほんとうに何も聞こえない。普段は小さめの音量で音楽を聴く僕みたいな人は音漏れの心配はまったく不要。
音量50%は設定によっては少し音漏れする
| 設定 | カフェ | 満員電車 |
| スタンダード | なんか聞こえるかも? | なんか聞こえる |
| ボイスブースト | なんか聞こえるかも? | よく聞けば音楽も分かるかも |
| 音漏れ低減 | 何も聞こえない | なんか聞こえるかも? |
音量50%だと設定によっては音が漏れている結果に。とはいえこれは周囲が静かな環境でのテストだから、実際の環境音を考慮するともう少し聞こえにくくなるはず。つまり気にしなくてOK。
音量60%以上は耳が死ぬ
「音量を50%より上げると音漏れはどうなの?」って思う人もいるかもしれないけど、その設定では検証していません。なぜなら耳が死ぬから。耳のために音量はなるべく低めで設定しておくのがおすすめ。
バッテリー持ちは公式値通り

バッテリー持ちは公式値通りという印象で、悪くはないと思います。具体的な検証結果は下記。
検証環境
・室内
・音量20%
・コーデックAAC
・スタンダードモード
- 1時間使用:90%
- 2時間使用:85%
- 3時間使用:66%
1時間に10%程度減るようで、おおよそ9時間使うとバッテリーが切れる計算。ながら聴きで1日2時間くらい使っても、ケースの充電と併用することで1週間は安心して乗り切ることができます。
専用ケースカバーは純正でなくてもいい

LinkBuds ClipにはSONY公式から専用のケースカバーも同時に発売されていて、これをつけることでケースの汚れや傷を防ぐことができます。
「ケースなのに3,850円もするの?」と思ったあなたの感性は正しくて、ほんとうにケースの傷と汚れを防止する役割しかありません。
ファッションにはなりそう
ただケースの見た目は無骨ではなくて、やさしい雰囲気の着色・デザインをしているのでファッションにはなりそう。

カラビナがあって、カバンに着けて持ち歩くことができるからおしゃれをしたい人にはいいかも。
フィッティングクッションは色が違うだけ

ケースカバーの付属品として、ケースと同じ色のフィッティングクッションも入っています。だけどこれはイヤホンと同梱されているクッションと性能は同じで色が違うだけです。
おしゃれ以外の目的でこのケースを買う理由がない
ケースを傷や汚れから守りたいだけなら別の手段を考えたほうがよくて、3,850円はぜったいに出さなくていいです。
「純正ケースでおしゃれをしたい!」という人だけにおすすめ。
【まとめ】不満は無線充電非対応と金額だけ

「音漏れ」「音質」「装着感」といったイヤーカフ型ならではの不安を真正面から打ち崩した、とても優秀なイヤホンだと思います。
乗り越える壁は費用と有線充電の2つで、それ以外はなんの不満もありません。「3万円もするのに無線充電非対応なの?」感は今も強いけど、それ以外はしっかり作り込まれているあたり、さすがSONYという感じ。
ながら聴きの快適さを最優先で求めるならこのイヤホンがおすすめです。金額が高いと思うのなら他のイヤーカフ型イヤホンがおすすめ。