これまでスマートウォッチはGalaxy Watch4 Classicを使用していていました。さすがに4年も経つとバッテリーの減りが早くなったり、動作がもっさりしてきたりと日常生活での使用に不満を感じるようになってきた矢先、GalaxyUnpackdで夏の新製品として今年も新しいスマートウォッチが発表されたのです。
予約購入特典で割引が受けられることもあって、「これを機に買い替えよう!」と思いGalaxy Watch8 Classicを購入するに至りました。今回は1週間使って分かったGalaxy Watch8 Classicの特徴を紹介したいと思います。

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Galaxy Watch8 Classicのスペック

特徴を紹介する前に、前classicモデルのGalaxy Watch6 Classicと比較しながらスペックをおさらいします。
Galaxy Watch8 Classsic | Galaxy Watch6 Classsic | |
サイズ | 46mm | 47mm / 43mm |
ディスプレイ輝度 | 3000nits | 2000nits |
バッテリー | 445mAh | 445mAh |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 64GB | 16GB |
接続方式 | Bluetooth / Bluetooth + LTE | Bluetooth / Bluetooth + LTE |
支払い | 〇 | 〇 |
クイックボタン | 〇 | × |
ヘルスケア | 抗酸化計測可 | 抗酸化計測不可 |
Gemini | 〇 | △(今後対応?) |
このスペックを見ると「大して変わらないじゃん」と思うかもしれません。たしかに進化点は少ないものの、今回は一つ一つの進化した点のレベルが高いので十分満足できると思います。
この記事では詳細に触れませんが、ストレージが64GBに増えたのはウォッチに音楽などを保存する人には嬉しいですね。
Galaxy Watch8 Classicのデザイン


かっこいい…
開封時の第一印象はこれでした。今回購入したカラーはブラックで、バンドのブラック × 本体のシルバーの組み合わせが高級感を出しています。

本体右側には、右側から「ホームボタン」「クイックボタン」「戻るボタン」があります。Geminiは「ホームボタン」を長押しで起動することができます。

本体左側にはスピーカーがあります。
Galaxy Watch8 Classicの重さ

素材にステンレススチールを使用しているためか、重さは86gとスマートウォッチにしてはまあまあ重ためです。ただ、思った以上に装着した時のずっしり感はありませんでした。
バッテリー持ちはいいと思う

Xでも投稿しましたが、今回のスマートウォッチはバッテリー持ちがかなりいいです。
Galaxy watch8 classicのバッテリー検証🔋
— なんグラマ (@nangurama2025) August 1, 2025
0時:100%(就寝)
7時:93%(起床)
~仕事など~
21時30分:69%(現在)
まだ運動はしていませんが、日中はGeminiで予定を追加したりLINEのメッセージを確認したりしていました。けっこうバッテリー持ちが良さそうです🥰 pic.twitter.com/etg26ludNK
別日には、スマートウォッチをバッテリーが100%の状態から18時間腕に装着したところ66%残っていました。使った機能は以下です。
- 運転中のナビ案内 1時間
- ランニング & ウォーキング 30分
- Geminiで調べ事 10分
- 睡眠 9時間
Galaxyのハイエンドスマートウォッチにしてはバッテリー持ちはかなり良くなっていると思います。ただ、ここで気を付けないといけないのは"Galaxyのハイエンドスマートウォッチにしては"というところで、最近は1週間バッテリーがもつスマートウォッチがざらにあります。
日光下でも見やすい画面
Galaxy Watch8 Classicの画面輝度は最大3000nitsです。僕のメインスマホであるGalaxy S25 Ultraの画面輝度が最大2600nitsと、スマホよりも明るい画面なので、当然お昼の日光下などでも画面はよく見えます。
Geminiでできたこと / できなかったこと

Galaxy Watch8 Classicにはスマートウォッチとして初めてGeminiが標準搭載されていて、右上のボタンを長押しすると起動することができます。基本的にスマートウォッチでは音声で使用することがメインとなります。ちなみに、Geminiはウォッチ画面が点いているときに「OK Google」ということでの起動することもできます。
【できた】カレンダーへの予定の追加
個人的に一番ありがたい機能でした。「今日の13:00に会議という予定を追加して」などと言うとgoogleカレンダーやSamsungの純正カレンダーに予定を追加してくれます。今まではスマホを取り出して予定を追加していましたが、その必要はなくなりました。
【できた】ナビ開始
これも完全ハンズフリーで、目的地入力とナビ開始ができました。しかも自動でスマホにもナビが表示されるので運転中にスマホやウォッチの画面を見ることなくナビ機能が利用できます。
<ハンズフリーでナビ案内を開始するコツ>
「ナビ案内を開始して」という言葉をコマンドに含めると、完全ハンズフリーで案内を開始してくれます。これを言わないとスマートウォッチに到着時間や距離が表示されるだけで、一度タップしないと案内を開始してくれません。
【できなかった】LINEのメッセージ送信
「これができたらいいな」と思っていたLINEのメッセージ送信はできませんでした。まず、宛名を音声で入力することが難しく、正しい宛名を入力できても「その人は見つかりませんでした」とエラーを吐かれてしまいます。
抗酸化指数計測はほとんど使わなかった

抗酸化指数とは、1日に推奨される量の野菜と果物を摂取しているかどうかを判断するものだそうです。参考にはなりますが、この機能はほとんど使いませんでした。

というのも、計測するためにスマートウォッチを外して指を本体の裏側に置く必要があるからです。これがなかなかめんどくさくて「よし、計測しよう!」とはなりませんでした。
【まとめ】自分次第で便利さが変わるスマートウォッチ

今回のスマートウォッチは、とくにソフトウェア面での進化が大きくAI機能が強化されています。よく運動をする人は充実したヘルスケアの機能は嬉しいでしょうし、ビジネスマンは予定を追加したりメールを確認したりで役に立ったりと、使い方次第で便利さが大きく変わるなという印象です。価格が8万円くらいと高めですが、一度買うと数年は使えるので思い切って購入してみるのもいいかもしれません。