僕はこれまでGoogle Nest Mini 第2世代を使っていて、今年の4月くらいにGemini for Homeに対応をしたんだ。
そして6月25日になって、デフォルトでGemini for Homeを搭載したGoogle Home スピーカーが発売されたんだ。ただ、AI機能を搭載しているという点ではGoogle Nest Mini 第2世代と同じ。

だけどGoogle公式が「Gemini for Home向けに作られた初のオーディオデバイス」と言っているくらいだから、何か違いがあるはず。
そう思ったからGoogle Home スピーカーを購入して徹底的に比較していく。
"おーくまん"です。「忖度なし」で、ガジェットレビューをしています。
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【結論】大きな違いなし。買い替えなくてもいい

まず結論からなんだけど、過去のNestシリーズを持っている人は買い替える必要は全くない。
印象としては「大きくなって、音が良くなっただけ」という感じ。びっくりするぐらい違いがないんだ。
なんならGoogle Home スピーカーが気になっている人も、Google Nest Mini 第2世代を買っていいような気さえしてる。
Google Home スピーカーのスペック

Google Home スピーカーのスペックは下記。Google Nest Mini 第2世代と比較する。
| Google Home スピーカー | Google Nest Mini 第2世代 | |
| 発売日 | 2026年6月25日 | 2019年11月22日 ※公式での販売終了 |
| サイズ | 高さ : 86.6mm 直径 : 107mm | 高さ : 42mm 直径 : 98mm |
| 重さ | 396g | 181g |
| メモリ | 1 GB | 不明 |
| ストレージ | 4 GB | 不明 |
| スピーカー | 58mmフルレンジドライバ (360度サウンド対応) | 40mmドライバ (360度サウンド対応) |
| テクノロジー | Gemini for Home | Googleアシスタント ※現在はGemini for Home対応 |
| 接続環境 | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.4 | Wi-Fi Bluetooth 5.0 |
| 価格 | 16,800円 | 6,050円 |
表で見るといろいろ違いがあるけど、いい意味で変わったのはスピーカーのみ。それ以外は使い勝手が変わらないか、むしろ不便になったところもある。
それでいて価格は全然違うから驚き。
Google Home スピーカーの外観

Google Home スピーカーの見た目はこんな感じ。ほぼ全体がマイクの先端のような見た目をしていて、集合体恐怖症の人にはきつそう。知らんけど。

このマイクの先端みたいな部分はカバーを被せてる感じで、全体をつかむように持つと破れてしまいそうで少し怖い。

底面はマイクのON / OFFのスイッチのみのシンプルな構成。
Google Nest Mini 第2世代では電源ケーブルと本体は分離していたけど、今回は一体化している。

ここまでハード部分ではとくに特徴はなかったけど、コンセント部分はスリムにかつコンパクトになった。
この変化はすごくありがたくって、電源に繋いだときのポートをふさいでしまう問題はもう起きないんだ。
付属品は取り扱い説明書のみ

付属品は本体と取り扱い説明書のみ。「これだけ?」と驚いたけど、他に入れておいてほしい物は別になかった。
設置場所が限られすぎ
ところで今作のGoogle Home スピーカーは、Google Nest Mini 第2世代のように置き場所の自由がない。
というのもGoogle Nest Mini 第2世代はコンパクトなサイズで、

僕はこんな風に結束バンドでモニターアームにくくり付けて見えないようにしていたんだ。
ただ今回のGoogle Home スピーカーはほぼ球状になっていて、結束バンドをつけてもずれ落ちてしまうから、モニターアームは断念。
壁掛けも不可

「よし、じゃあ壁掛けしよう」と思っても、今回のGoogle Home スピーカーには底面に壁掛け用のフック穴がない。つまり壁掛けもできない。

だから机の上などの平らな場所に置かないといけなくって、最終的に僕はデスクの上に直置きすることにした。
Google Home スピーカーの使い方と状態

外観を見たところで、開封してからのセットアップと使い方、スピーカーの状態の見方を解説する。
Google Homeアプリにスピーカーを追加する
まずはセットアップから。超簡単。

Google Home アプリを起動して、右上の+ボタンを押す。

「デバイス」を押すとカメラが起動してQRコードを読み取る画面になるから、

スピーカー底面のQRコードを読み取ればOK。

「次へ」を押すとWi-Fiとかの設定があるから、それを終わらせる。
ここまですると、みんなおなじみ「OK, Google」と言うと使い始めることができる。
タッチ操作の仕方
続いてタッチ操作の仕方について説明する。
Google Home スピーカーには3つのボタンがあるんだ。

まず3つのうち2つは音量アップ / ダウンボタン。
ライトがあるけど、ただの丸い点だからどっちが音量アップでダウンか全く分からないのがよくない。

3つ目は中央にある再生 / 停止ボタン。

ちなみにこれら3つのボタンは平時はこのように何もランプがついてなくて、どこにボタンがあるのか全く分からないんだ。
こんな具合で、Google Home スピーカーのボタンの仕様はほんとうによくないと思う。しかも驚くべきことにこの仕様は7年前発売のNest Mini 第2世代とまったく同じ。
スピーカーの状態

Google Nest Miniでは本体上部が光ることで現在の状態を表していたけど、Google Home スピーカーでは本体下部のLEDで現在の状態を示すようになったんだ。これによって自分の位置より高い棚の上に置いたとしても、スピーカーが自分の声を認識できているか分かるようになったのはいい。
スピーカーの状態を示すライトの色は下記の通り。

白色が「OK,Google」と言ったとき。

濃い紫がGeminiを使って考えているとき。

青を中心としたカラフルな色が応答しているとき。

オレンジ色がマイクがOFFになっているとき。
【Geminiの使い勝手】Nest Miniと変わらない

さて、Google Home スピーカーのメイン機能のGemini for Homeについてなんだけど、これはNest Miniと変わらない。応答速度も精度も、何も変わらないんだ。
これでGemini for Homeの説明は終わってもいいんだけど、それだとあんまりだからGemini for Homeのいいところを書いておく。
Gemini for Home何ができる?
Gemini for Homeになって一番良かったのは、指示の言い方が複雑でも問題なくなったことなんだ。
たとえば、
「さっきセットしたアラームを5分後に変更して」
「電気つけて音楽流して」
と言った指示も理解できるようになってる。これはGoogleアシスタントの時は絶対できなかったことで、これだけで使い勝手は大きく違う。
あとは指示出し中の言い直しも問題なくって、言い間違えて途中で指示を変えてもちゃんと言い直した方の指示を実行してくれる。
ただ、Google Nest Miniでも同じことができる

繰り返しになるけど、過去に発売されたGoogle Nest Mini第2世代でもこれらの機能は対応しているんだ。
まったく同じことができるうえに、応答時間は同じという始末。「Gemini for Home機能が欲しい」と言う人にとって、購入するのはやっぱりGoogle Home スピーカーである必要はないんだ。
Google Home Premium は基本入らなくてOK

ところで今作のGoogle Home スピーカーを購入すると、Google Home PremiumのStandardプラン6ヶ月分が無料で利用できる特典が付いてくるんだ。
ただ多くの人が「Google Home Premiumとはなんぞや?」となるだろうから、プラン一覧とできることを表にまとめたのが下記。
| 無料プラン | Standard (月1,000円) | Advanced (月2,000円) | |
| Gemini for Home基本機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Google アシスタントでできたこと (アラーム、リマインダーなど) | 〇 | 〇 | 〇 |
| スマートホーム操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Gemini Live | - | 〇 | 〇 |
| 30日分の動画履歴 (カメラで検知したアクティビティを確認) | - | 〇 | - |
| 60日分の動画履歴 (カメラで検知したアクティビティを確認) | - | - | 〇 |
| 日々の要約 (カメラで記録した概要を要約) | - | - | 〇 |
| 人物認識アラート | - | 〇 | 〇 |
| 自動化ルール作成サポート | - | - | 〇 |
先に結論を言ってしまうと、ほとんどの人は無料プランでいい。なぜかというと、Gemini for Homeの基本機能も、アラームやリマインダーといったアシスタント機能も、スマートホーム操作も全て無料プランでできるから。
Google Home スピーカーの一番の役割は日常生活を支えることであって、無料プランでそれはほぼ達成されるんだ。
有料プランは「Nest Cam」ありき
「じゃあ有料プランにすると何ができるの?」ってなるけど、Nest Camで録画した画像の履歴・人物認識・日々の要約といったNest Camありきの機能ばかり。
僕みたいにNest Camを持っていない人にとって有料プランは完全に無用の長物なんだ。
Gemini Liveもあまり使わない
唯一カメラを持っていなくても受けられる有料プランの恩恵が「Gemini Live」なんだけど、僕はこれまで全然使っていない。
自然な会話ができるのがGemini Liveの一番の強さだけど、僕は無料の基本機能でも不便していない。
特典の解約を忘れるな
というわけで、Google Home スピーカー購入でついてくる特典のStandardプランは受け取ったあとすぐに解約するべき。
解約しても半年間は使えるから無駄にはならないし、解約忘れを防ぐためにも速攻で解約するのが安全。
家電操作にはSwitchBotハブが必要

Google Home スピーカーはスマートホーム操作に対応しているんだけど、やっぱり単体での家電の操作は不可能。
エアコンやテレビを音声で操作するには、別途SwitchBot ハブのような赤外線信号を発信できるデバイスが必要なんだ。
これで追加の出費が発生するから痛い。多少値段が上がっても、Google Home スピーカーだけで赤外線信号を出せるようにすれば、より売れたんじゃないかと思う。
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【音質】Nest Miniと比べると全然違う

Google Nest Mini 第2世代と比較して唯一勝っていると言えるのがスピーカー。
同じ音量で再生しても、音の広がりや迫力がまったく違うんだ。
低音と音の広がりが段違い
具体的にどう違うかというと、まず低音。Nest Mini 第2世代は正直「音が出ているだけ」という感じだったけど、Google Home スピーカーは低音がしっかり沈む感じがするんだ。
あとはGoogle公式が謳っているように、部屋のどこにいても音がはっきりと聞こえてくる。近くで聴いても、離れた場所で聴いても音が変わらないというのはあながち誇張ではなかった。
テレビとの連携も悪くはない

Google Home スピーカーはGoogle TV Streamerと連携することができるんだけど、これはありっちゃありだと思う。テレビにもよるけど、たぶんテレビ本体よりはいい音が出てるから。
とはいえテレビ専用のサウンドバーがある人にはまったく関係ない機能ではある。
【まとめ】Nestシリーズ持ちの人はそのままでいい

今回はGoogle Nest Mini第2世代と比べてきたけど、メインとなるAI機能はまったく違いがないんだ。スピーカーの音質は良くなったという違いはあるけど、そっちじゃなくて応答速度とかAIの使い勝手の方が変わっていてほしかった。
だから何回も言うけど、Geminiの使い勝手は変わらないし、設置の自由がなくなったし、Nestシリーズを持っている人は買い替えは必要ない。Google Nest Mini第2世代でいい。
ここまで記事を見てくれたうえで、「どうしても音がいいものが欲しい」という人にはGoogle Home スピーカーはいいと思う。
Google Home スピーカーがおすすめな人
・最新のスマートスピーカーが欲しい人
・音がいいスマートスピーカーが欲しい人
Google Home スピーカーをおすすめしない人
・Google Nestシリーズを持っている人
・安くGemini for Homeを試したい人