今年のiPhoneはいつもと違った。例年だと予約開始時にすぐにお届け日が発売日よりも遅くなるんだけど、iPhone 18 Proは予約開始後数時間経っても発売日とお届け日が一緒だったんだ。
もちろん今年は折りたたみ式のiPhone Duoに注目があるのだけど、それを差し引いてもiPhone 18 Proは例年より注目度が低い。なぜなら価格は高くて、前作と変わってないように見えるから。
ただ、iPhone 18 Proでしか得られない何かがあるかもしれない。それをたしかめるのが僕の仕事というわけで購入したからレビューしていく。
"おーくまん"です。「忖度なし」で、ガジェットレビューをしています。
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【特徴】悪くはない。だけどパッとしない。

iPhone 18 Proの特徴は下記。
- 可変絞り搭載
- 有線60W対応
- Dynamic Island小型化
- GPU性能40%向上
- バッテリー33時間持ち
iPhone 18 Proの一番の特徴は広角カメラが可変絞りに対応したことなんだ。ただ、正直「対応したところで」感は否めない。詳しいことは後述。
あとは有線60Wに対応していることもポイントで、この点は日常の快適さに違いが出てきそう。だけど、これ以外は正直パッとしない印象。
「機能全部入り」で誰でも使いやすいのは間違いないんだけど、目玉機能が微妙だから突出したものがなくてそう感じるのかも。
【デザイン】前作から色を変えただけ。

まずはデザインをチェックしていくけど、前作からの違いはほぼなし。Dynamic Islandが小さくなったくらい。
だけど日常での使い勝手に影響はないから、見た目で変わったのはカラーだけ。

そんなiPhone 18 Proは4色展開で、バーガンディ・グレイシャー・シルバー・ブラック。ちなみに今回はバーガンディを購入。

このバーガンディは王道とは離れた色で「正直どうかな?」と思ってたけど、けっこう良い。
見た目は濃い赤色で、光が当たると想像以上の高級感が出るから所有欲はかなり満たされる。
インタフェース

まず本体上部はミリ波用のアンテナがある。

右側面には電源ボタン(左側)とカメラコントロール(右側)がある。

左側面には音量ボタンとアクションボタン(右側)。

底面はスピーカーとUSB Type-Cポートがある。
iPhone 18 Proはずっしり感がすごい

カタログ値は211gだけど、実際に計測すると210.5gだった。
驚きなのは6.3インチのiPhone 18 Proが6.9インチのGalaxy S26 Ultraよりも4gしか軽くないということ。

この小さな筐体に重さが集約されているから、手に持った時のずっしり感はすごい。Pro Maxなんかは、なおさら重たく感じそう。
ちなみにiPhoneはここ数年、年を重ねるごとに重くなってきている。

iPhone 18 Proのスペック

iPhone 18 Proのスペックは下記。iPhone17 Proと比較する。
| iPhone 18 Pro | iPhone 17 Pro | |
| ディスプレイ | 6.3インチ | 6.3インチ |
| サイズ | 150.0 x 71.9 x 8.75mm | 150.0 x 71.9 x 8.75mm |
| カメラ | ・超広角4800万画素 ・広角4800万画素 ・望遠4800万画素 ・フロント1800万画素 ※広角は可変絞り | ・超広角4800万画素 ・広角4800万画素 ・望遠4800万画素 ・フロント1800万画素 |
| CPU | A20 Pro | A19 Pro |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB |
| バッテリー | 最大36時間 | 最大33時間 |
| 充電速度 | 有線:60W 無線:25W(Qi2) | 有線:45W 無線:25W(Qi2) |
| セキュリティ | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 明るさ | 3000nits | 3000nits |
| 防水 | IP68 | IP68 |
| デュアルSIM | 〇(eSimのみ) | 〇(eSimのみ) |
| 重量 | 211g | 206g |
| 価格 | 219,800円~ | 179,800円~(発売時) |
まず目が行くのが価格で、17 Proから4万円の値上がりになってるんだ。
それで、価格以外に何が変わったのかというと下記3つ。
- カメラの可変絞り搭載
- バッテリー持ちの強化
- 有線充電60W対応
一見すごく大きな変化のように見えるけど、日常で使い勝手の差が出るのは有線充電速度が上がったことくらい。
正直それ以外は日常で差を感じられないんだ。
【ベンチマークテスト】Antutuは352万点

Antutuベンチマークテストは352万点。続けて回した2回目は320万点だった。
iPhone 17 Proのベンチマークテストが約260万点(ネット調べ)と言われてるから、A20 Proチップの処理能力が向上していることは間違いない。ただ、このCPUの性能アップがどれくらい日常が快適になるかはよく分からない。
【充電速度】めっちゃ早い。快適。

というわけで違いを感じられるであろう有線充電を試してみる。
アップル公式いわく、iPhone 18 Proは約15分で50%の充電が可能らしい。

まずはバッテリーを0%にして、充電器に接続する。
今回は100W給電対応の充電器とケーブルを使用した。

15分経過してバッテリー残量を確認すると44%。
50%には届かなかったけど、これだけ早いと快適だし、誤差の範囲だと思う。
有線60Wをフルに出すのは難しい

ちなみにiPhone 18 Proは最大60Wの有線充電に対応してることを謳っていたけど、充電器の相性の問題などから実際に60Wを出すのはなかなか難しいんだ。
何度充電しても僕は45W程度の給電しか確認ができなかった。ただ、iPhone 17 Proの実測値はおおよそ32Wらしい(ネット調べ)から、ここは確実に進化を感じられそう。
【バッテリー持ち】使い方次第で2日いける

iPhoneといえばバッテリーの優秀さが特徴で、今作も十分にその良さが現れていた。
バッテリー100%の状態で朝9:00からバッテリー持ちを検証したんだけど、翌朝の9:00になっても52%バッテリーが残っていた。具体的なアプリの使用内訳は下記。
- SNS 約1時間
- マップ 約2時間
- Youtube 約1時間
- カメラ 約15分
- その他 約10分
それなりにハードな使い方をしたんだけど、丸1日で半分を切らなかったのはすごい。これなら1泊2日の旅行で充電器を忘れても、なんとかなりそう。
マップを使うとさすがに減りが早い
そんなiPhone 18 Proでも、さすがにマップを使うとバッテリーの減りは早いんだ。
マップアプリで2時間近くルート案内をしてもらうと、一気に20%くらい減った。とはいえ、マップはどのスマホでもバッテリーの減りは早いから仕方がない。
【カメラ性能】可変絞りを使う人はそういない。

ここからはカメラ性能。なんといってもiPhone 18 Proの目玉は可変絞り。
「絞り」というのはボケ感や明るさを決める指標の1つで、絞りを活用したイメージはこんな感じ ↓

こういったボケ感を「自分で好きに調整できるからすごいよね」と一部で盛り上がってるんだ。

具体的にはF1.48、F1.8、F2.8、F4の4段階。このFの値が小さいほどボケやすく、大きいとボケにくい。

実際に作例で見てみる。まずこちらはF4で撮影した画像。

今度はF1.48で撮影した画像。背景のカエルの石像がよりボケているのが分かると思う。そう、このボケ感を自分で好きに表現できるのがiPhone 18 Proなんです!
…「だから何?」
となる人がほとんどのはずで、スマホでここまで本格的な撮影を望む人はそういないのが現実なんだ。
スマホのカメラに求めるものは手軽にサクッと撮影できることで、やっぱり撮って出しの画像がいかにいい感じかが重要。という訳で撮って出しの作例をどうぞ。
広角メインカメラ

まずは曇り時の風景撮影。この条件だともはやスマホによって差が出ることはほぼなくって、簡単に合格点を出せる。

続いて料理撮影。麺の1本1本細かいところまでしっかり表現してるから、おいしそうに見える。

暗い環境での料理撮影も問題なし。しっかりおいしそうに見える。
中央周辺が若干ボケているけど、暗さでF値が小さくなるからピントの合う範囲が狭くなるのは仕方がないと思う。

こちらは手前が明るく、奥が暗い、カメラ泣かせのシチュエーション。
なんというか全体的に「平凡だな」となる印象。悪くはないんだけど、鳥居部分をもう少し明るく表現すると写真映えしたんじゃないかなと思う。
超広角カメラ

超広角カメラは0.5倍(13mm相当)だから、ダイナミックに撮影ができる。写りも全体的にキレイ。
ただ、13mmというのはふつうの人が扱うには難しい画角なんだ。明確な主題がないと何を撮ったか分かりにくくって、この画像もけっきょく何を見せたいのか分かりにくい。
4倍望遠カメラ

4倍望遠も全体的に写りが良い。シャボン玉がいい感じにボケてるから映える。

これは坂に連なる鳥居と、空にある月を一緒に撮りたかった画像なんだけど、それなりにうまく映してくれた。
ノイズがあって若干月は霞んでるけど、十分綺麗な画像だと思う。とはいえ、これはほぼAIの補正によるものではある。
8倍望遠

あまり使わないと思うけど、8倍望遠の作例も紹介する。
自分の撮り方が悪いのか、ブレが出てる。

気を取り直して、脇を閉めてしっかりスマホを固定して撮影。動いてる車両はともかく、無風状態の木さえもやっぱりブレてる。
8倍望遠はあまり実用的ではないかも。そうそう使わないとはいえ、だからこそしっかり使えるものであってほしい。
暗所撮影は暗めに映す傾向

うすうす気付いてる人もいるだろうけど、iPhone 18 Proの暗所撮影は全体的に暗めに映す傾向がある。自然に映す点はいいんだけど、悪く言えば写真映えしない。

これはGalaxy S26 Ultra で撮影した画像なんだけど、こちらは全体的に明るいから写真映えする。この映し方はiPhoneとGalaxyで好みが分かれるところ。
ただ、iPhoneは暗い分ライト周辺のゴーストは少なく、ライトの強い光が悪目立ちしない。
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【まとめ】iPhone 18 Proじゃなくてもよくね?

スマホ市場はもはや何を進化させればいいか分からないほどに成長しきっていて、アップルでさえもネタ切れになりつつある。
そんな状況が表面化したのがこのiPhone 18 Proで、一般人はあまり使わないであろうカメラの可変絞りを目玉機能として搭載してきたんだ。有線60W対応については魅力的なんだけど、iPhone 18 Proを選ぶ理由としては弱い気がしてならない。
そもそも20万越えのスマホなんて、どんなに良いものでもおすすめしづらい。もはや金持ち向けスマホなんだ。だから僕はiPhone 18 Proじゃなくって、ほぼ完成されているiPhone 16 Proあたりをおススメする。ちなみにiPhone 17 Proは値上げされてるから注意。
iPhone 18 Proがおすすめな人
・最新スマホが欲しい人
・充電が少しでも早い方がいい人
iPhone 18 Proをおすすめしない人
・ここ数年以内に発売されたiPhoneを持っている人(買い替え必要なし)
・金額が高いと思う人